蛇口をひねる。きれいな水が出てくる。日本に住んでいると当たり前のことが、海外に出れば当たり前ではなくなります。旅先でも悩みの1つになりがちな水のトラブルですが、より問題が深刻な国もあります。 「安全な水を得るために、インドの母親たちは毎日約2時間を費やしている」 「清潔でない水は、さまざまな病気を蔓延させ、疾病を引き起こす」 「信頼性の高い水こそが、疾患を防ぐだけでなく、財政負担も減らせる」 これらのメッセージは、2008年に設立されたインドのスタートアップ企業「Sarvajal」が、自社の取り組みを伝えるプロモーション動画で訴えかけていることの一部です。 彼らが行っている事業を、国内外のイノベーションを伝えるメディア「Mugendai(無限大)」が取り上げていました。Sarvajalが手がけるのは「水のATM」を普及させるフランチャイズ事業です。 「水のATM」とは何か Sarvajal