労働の対価として得る賃金ではなく、労働をしなくとも得られる収入、いわゆる「不労所得」を得ようとする人がいます。 ある程度の年齢になり、老後のための資産形成として株などを運用し、不労所得を増やしておきたいという気持ちはわかります。 しかし、働かずに「不労所得だけ」で生活することに若いうちから憧れる人がいるのです。不動産投資や株式投資のセミナーにかなりの数の若者が参加しているそうです。 そのうちの一人である亀戸課長と、鷲沢社長のバトルを読んでみてください。 ●亀戸課長:「社長、お呼びでしょうか」 ○鷲沢社長:「ああ、私が社長に就いてから、課長の中で君とだけは差しで話をする機会がなかった気がしてな。ところで君はFXをやっているんだって?」 ●亀戸課長:「はい。その件でしたか。社長、FXは副業に当たりませんので」 ○鷲沢社長:「え?」 ●亀戸課長:「私はちゃんと調べてやっています。株の運用やFXは
![「不労所得だけ」の生活について考える](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a3e26da798c9b16a555a8a802166a3570e6b408/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkei.com%2Fatcl%2Freport%2F15%2F258310%2F031400037%2Ffb.jpg)