あまり知られていませんが,わが国の自殺率は今世紀になってから減少の傾向にあります。人口10万人あたりの自殺者数(自殺率)は,前世紀末の1999年では25.0でしたが,2012年では21.0にまで下がっています(厚労省『人口動態統計)。 しかしこれは全体のトレンドであって,年齢別にみると様相は一様ではありません。私は,上記の両年について,年齢別の自殺率を計算しました。当該年の自殺者数を,同年10月時点の推計人口で除した値です。分子の出所は厚労省『人口動態統計』,分母は総務省『人口推計年報』なり。 最近は当局の公表データが充実してきており,分子・分母とも,1歳刻みの細かい数字を得ることができます。私は今38歳ですが,2012年でいうと,この年齢の自殺者数は437人,同年齢人口は199万人ほどですから,自殺率は22.0となります。ベース10万人あたりの自殺者数です。
少年非行につながる深夜徘徊(はいかい)をやめさせるために活動する「ドロップイン・センター」が、北九州市小倉北区の魚町商店街にある。少年少女が相談に訪れる「夜の居場所」をめざし、昨年7月に市が設置した。立ち直りを支援しようと日々活動している。 ドロップインとは「気軽に立ち寄る」という意味。犯罪防止のパトロール活動に取り組むNPO法人「日本ガーディアン・エンジェルス」北九州支部が市から業務を請け負っている。 支部は2006年から小倉駅周辺の繁華街で活動している。責任者の池田尚弥さん(37)ら2~3人のスタッフが月~土曜の深夜から朝を中心にセンターに待機しつつ、駅周辺や商店街などを7時間ほどかけてパトロール、少年たちに声をかけて回っている。 ある夜。センターに、深夜に出歩いて飲酒や喫煙を繰り返していたという少女(19)の姿があった。2月、酔っ払って商店街で座り込んでいるところを見つけ、センターに
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