中国・北京(Beijing)の商務中心区(Central Business District)にかかったもや(2014年11月7日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【11月11日 AFP】中国・北京(Beijing)でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開催される中、同国で人気の高い「大気汚染観測アプリ」の開発会社が、北京市当局から米国大使館が提供しているデータを削除するよう命じられたと明かした。アプリを開発した「フレッシュ・アイデア・スタジオ(Fresh-Ideas Studio)」の広報担当者が11日、AFPの取材に対し語った。 北京市は推奨される暴露限界値をはるかに超える粒子状物質(PM)を含み、鼻を突く、息も詰まるほどの煙霧にたびたび見舞われており、市民の怒りが募っている。 北京市も大気汚染に関するデータを発表しているが、米大使館が独自に観測し発表しているデー