28日、先日傍聴した冤罪を訴える痴漢事件の公判が開かれました。 この日は繊維鑑定をした科学捜査研究所の職員が証人として出廷しました。 『被害』女性のスカートの構成繊維は3つ。 黒色化学繊維と2種類のダル化学繊維でした。 両手、両指に粘着テープをつけて、はがすという繊維鑑定。 14本のテープの中から1本だけ類似化学繊維が見つかりました。 この職員の言うには、1本しか見つからないということは珍しいことではないそうです。 しかし僕が大学で実験したときは1本だけしか見つからないってことはありませんでした。触っていれば10本単位で繊維は見つかります。しかしこの職員は「たくさん見つかるときは被疑者着衣の由来の可能性もあるのかなと思う」と言っていました。はて?では1本だけのときは被疑者着衣の可能性はないのか?その根拠が僕にはわかりません。 さらにもっといえばしかも黒色化学繊維なんてどこにでもあり、