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ブックマーク / kishida.biz (1)

  • 「敵兵を救助せよ!」が物語る別の真実 【岸田コラム】

    天皇皇后両陛下がイギリスを訪問したのは8年前の1998年5月だった。イギリス政府と国民は歓迎の意を表し、天皇陛下はエリザベス女王と馬車に乗ってロンドン市民の歓迎にこたえた。しかし、このパレードには抗議の意味でわざと背を向けた人たちがいた。彼らは、第二次世界大戦中日の捕虜になり、その時の扱いに抗議し、日政府に賠償と天皇陛下に謝罪を要求したのだった。 この抗議行動に、イギリス政府は「遺恨が日英関係を支配してはならない」(ブレア首相)と呼び掛けるなど、両陛下及び日政府に異例の配慮を見せた。(読売新聞)当時、日の財界はイギリスに積極投資するなど、日英関係は経済面で新たな親密度を見せているときだった。ブレア首相の発言は当然だったかもしれない。 しかし、イギリス国民の感情は二分された。戦時中の捕虜に対する非人道的な扱いを非難し日政府と天皇に謝罪を要求するものから、個人的に戦争に関わっていない

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