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ブックマーク / cellistmiya.typepad.jp (1)

  • 抽象化の功罪 - 実装の問題

    何のために抽象化、モデル化するかというと、ごちゃごちゃと複雑な現実を整理し、理解し易く、設計・開発・保守し易く、また再利用しやすくするためである。コンピュータ通信の分野で言うと、レイヤ化がその一例である。 レイヤ化モデルで代表的なものはOSIの7階層モデルであろう。ここで書くまでもないが、同一ノード間では、あるレイヤnはn+1レイヤおよびn-1レイヤのみとインタラクションし、対向ノードとは同じレイヤ同士のみ(peer)がコミュニケーションする。下位レイヤはカプセル化され、上位レイヤに対して下位レイヤの機能は隠ぺいされる。整然としているが、実際には、今日OSIモデルのサブセットが断片的に使用されているだけで、そのフルスタックの実装が普及したことはなかった。必要以上に機能分化され、必要以上にオーヴァヘッドが大きいためだと思う。 TCP/IPプロトコルスタックも、一応はレイヤモデルに基づくが、理

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