アップルの考えを読み解くキーワード アップルは米国時間の4月20日(日本時間では21日早朝)にオンライン発表会を開催し、新しい製品群を公開した。同社としては2021年最初の発表会となったが、発表された製品数も非常に多く、多彩なものとなった。 多彩な製品群に込められたアップルの戦略をひもとくキーワードは、「数」だ。 昨年11月に導入したアップル独自のプロセッサーである「M1」を全面的に活用することで、同社のメインストリーム製品群を一気に刷新し、さらにはiPhoneという圧倒的なヒット商品の「数」を活かすことで、新しいプラットフォームを築き上げようとしている。 M1搭載で生まれ変わった「iMac」 アップルが発表した新製品のなかでも、特に注目すべきは、2つの製品群だ。 1つは、デスクトップ型のMacである「iMac」であり、もう1つは、タブレット端末である「iPad Pro」だ。 前述のように
![詳報!M1版iMacとiPad Proに見るアップル「次の一手」(西田 宗千佳)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3beef25f71ecfaef6c51984972a145511812c206/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fe%2F1200m%2Fimg_9eb32e36a0c251d0a63e0ab3e94487ad38474.jpg)