日本オラクルが2012年6月29日に開催したプレス/アナリスト向けのエンタープライズJavaテクノロジーとアプリケーションサーバーWebLogic Server 12cに関する説明会を聞きに行きました。 伊藤敬氏(日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部 ビジネス推進本部 シニアマネジャー) この説明会の骨子(メッセージ)を自分なりに抽出すると次のようになります。 (1)古いJavaテクノロジから、新しいJavaテクノロジに移行しよう。 (2)Java EE6の導入事例が出始めた。開発生産性の向上というメリットが出ている事例も。 (3)仕様策定中のJava EE7ではクラウド機能を導入する。Java EE6の導入は、Java EE7への準備ともなる。 以下、それぞれ説明します。 (1)Java EE標準のカバー範囲が広がり、古いJavaフレームワーク(Struts、DI