Appleは、クラウドコンピューティングを音楽以外にも拡大しようとしているようだ。 先ごろAppleの関係者が大手映画スタジオ数社と話し、「iTunes」ユーザーがスタジオ各社のコンテンツをAppleのサーバ上に保管できるようにすることについて討議したという。この討議に詳しい消息筋2人が米CNETに語った。テレビ番組と音楽のストリーム配信についての報道があるが、これに加えて映画コンテンツも配信されることになるかもしれない。 Appleは映画スタジオに対し、この計画では、iTunesユーザーはインターネットに接続されたさまざまなデバイスからビデオにアクセスするようになる、と伝えたというが、この消息筋は、Appleはもちろん、間もなく発売の同社のタブレットコンピュータ「iPad」からビデオにアクセスしてもらいたいのだろうと話す。Appleの広報担当者Tom Neumayr氏は、Appleはうわ
うわさされていた通り、ビデオ iPod を発表したアップルだが、はっきり言ってどうでも良い(もちろん私は買わない)。あんな小さな画面でミュージック・ビデオを見せる、なんていうことがスティーブ・ジョブスの本当の狙いではないことは明白だ。 今回のアナウンスメントでもっとも重要なのは、ディズニーがiTunes 向けの動画配信のパートナーとなったことある。ディズニーは、ABC、ディズニーチャンネル、ESPN などの主要なテレビ局を持つ巨大コンテンツ会社。そのディズニーのCEOの Iger 氏が自ら舞台に上がってアナウンスをしたのだから、これの意味することはビデオ iPod なんかよりも桁違いに大きい。 私がなぜこのパートナーシップに特に注目しているかというと、iTunes Music Store で音楽業界に革命をもたらしたアップルには、ぜひともこれをテコにしてもう一つして欲しいことがあるからだ。
Appleは、同社推奨エンジン「Genius」をビデオでも使えるようにした。同社が3月に入ってiTunesの最新版をリリースした際は、約束されていた同機能のビデオ対応が利用できなかった。 同機能のビデオ対応は、iLoungeが発見している。同対応により、ユーザーがiTunes Storeでの購入に興味を示しそうな映画やテレビ番組が、ユーザーのビデオライブラリを基に推薦される。Appleは2008年、楽曲向けに同様の機能を発表していた。しかし、ビデオ版との明らかな違いは、ビデオ版の場合、Appleから購入したビデオだけで機能するようだ、とiLoungeは初期テストの結果を受けて述べている。 iTunes 8.1は、3月に入り提供された。Appleは当初、ビデオ向けGeniusが利用可能になったことを同ソフトウェアのリリースノートで述べる一方で、利用可能にはしていなかった。当時、Appleの関
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