EVENT | 2018/11/08 社会を動かすメディアの役割、11月に復刊する『WIRED』の意味│松島倫明(『WIRED』編集長) 名物編集長が退任すると、その去就が噂を呼ぶ。だが、それよりも気がかりなのは、僕らの愛する雑誌やウェブメディアの行方だろう... 名物編集長が退任すると、その去就が噂を呼ぶ。だが、それよりも気がかりなのは、僕らの愛する雑誌やウェブメディアの行方だろう。その一つが『WIRED』だった。 2018年6月1日より『WIRED』日本版の編集長に、松島倫明が就任した。もし、この名前に見覚えがなければ、次に挙げる書籍のタイトルはどうだろう?『FREE』『SHARE』『PUBLIC』、2016年ビジネス書大賞の『ZERO to ONE』、さらには『〈インターネット〉の次に来るもの』……これらの翻訳書を、すべて松島倫明は編集者として手がけてきた。 『SHARE』は、その後