小ネタ。急いでいるので朝食のパンをくわえて家を出る、というのがある。アニメやらゲームやらでよくあるパターンだ。典型的には曲がり角で誰かにぶつかって、その人に後でまた出会うという例の流れになるわけだが、実際にはありえねーよ、と考えるのが一般的だろうと思う。 ところが出会っちゃったのだな。パンをくわえた人に、街角で。 朝歩いていて、とある交差点を渡り終えたとき、その人は現れた。角ではなく、前から。ただ、道路がやや曲がりぎみになっていたので、近くにきて初めて見えるようになったわけだ。くわえていたのはトースト。これは「セオリー」通りだな。ただ、走ってはいなかった。メールでもチェックしていたのか、携帯電話を手にして歩いていた(追記。「食べながら歩いていた」のではない。そんな人はいくらでもいる。「パンをくわえて」いたのだ。つまり、パンから手を離している。やってみればわかるだろうが、この状態で食べ進むこ