ねんきん特別便 回答9割、問題なし 大半訂正のはず… 2008年01月18日13時50分 基礎年金番号に統合されていない「宙に浮いた年金記録」5000万件の問題で、社会保険庁が年金の受給漏れの可能性が高いとして昨年12月に送った「ねんきん特別便」に、7日までに年金受給者16万人が回答、その9割近くにあたる約14万人が「記録に問題はない」としていたことが分かった。特別便には受給漏れの原因となっている未統合記録の内容は記されておらず、本人が漏れた記録を思い出せないまま回答した可能性が高い。 18日の閣議後会見で舛添厚生労働相が発表した。昨年末までに48万人分が送られ、16万人が回答。そのうち「記録の漏れがある」として社保事務所で訂正をした人は2万人にとどまった。社保庁の当初の想定では、現時点で送付している人の大半は記録訂正の手続きをするはずだった。 特別便の送付による記録の統合は、宙に浮いた年