松江城と城下町の誕生を記念した松江開府四〇〇年祭の事業推進委員会が十二日、同祭のマスコットキャラクターに、一九八九年の「松江菓子博」で親しまれた「アッパレくん」を復活させることを決めた。四月五日に行われる松江武者行列で、再デビューを果たす。 アッパレくんは、ちょんまげ姿の殿様をデザイン。市制施行百周年記念事業として開かれた松江菓子博で、公募で選ばれて親しまれた。 十九年ぶりの再起用は、官民でつくる松江開府四〇〇年祭推進協議会の事業推進委員会が、松江城のイメージにふさわしく、市民にもなじみがあるとして決定。扇子、羽織はかまは“一新”し、名称も平仮名で「あっぱれくん」とする。 推進協議会や松江市は、キーホルダーやストラップといった関連商品、観光プロモーションなどへの活用を計画し、松江の「顔」として定着させたい考え。 滋賀県の彦根城築城四百年祭の「ひこにゃん」など、全国的に“ゆるキャラ”