17日午後2時40分頃、茨城県稲敷市上根本のモトクロスバイクコース「MX408」で、埼玉県北本市の中学2年の少年(14)が運転するバイクが、コースからはみ出して観客の中に突っ込み、少年と観客の計5人が重軽傷を負った。 稲敷署の発表などによると、事故当時、17歳以下による85ccクラスのレースが行われていた。少年は右カーブを曲がりきれず、コースを飛び出したという。 この事故で、レースを見ていた埼玉県熊谷市の会社員男性(36)と同県桶川市の小6男児(12)が両足骨折などの重傷。バイクを運転していた少年のほか2人が軽傷を負った。 同コースは、未舗装で起伏があり、観客との間はテープで仕切られているだけだった。同署は安全対策に問題がなかったか大会関係者に事情を聞く方針。