鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が22日付で、元群馬県警警部補、大河原宗平氏(57)を市総務課長として採用することがわかった。 市選挙管理委員会事務局長も兼務し、市長解職の賛否を問う住民投票(12月5日投開票)事務を指揮することになる。 大河原氏は、同県警の裏金問題を告発した人物。愛媛県警の裏金問題を追及し、専決処分で同市の副市長に選任された仙波敏郎氏(61)とは5年前から交流があるという。 現在の総務課長が一身上の都合で12月末で退職するため、市が後任を探していた。仙波氏は「課長全員に打診したが断られたので民間から探した。正義感ある人物で市の改革に力を発揮してくれると期待している」と話した。