前面が激しく壊れたバス=宮城県白石市の東北道白石インターチェンジ駐車場 2日午前4時10分ごろ、宮城県白石市の東北自動車道下り線で、「クルージングワールド」(千葉県成田市)の高速ツアーバス(乗客35人)と3トントラックが衝突し、乗客ら31人が軽傷を負った。バスの多田進運転手(61)は、搬送先の病院で「2カ月前に軽い脳梗塞(こうそく)で医師から運転を控えるよう言われた」「少し眠かった」と話しているといい、県警は自動車運転過失傷害の疑いで調べている。 一方、国土交通省関東運輸局は、バスの運行に問題がなかったか、同社に特別監査に入った。 バスは千葉県浦安市の東京ディズニーランドを1日午後10時ごろに出発し、東京・新宿駅を経由して仙台市に向かっていた。県警の調べに、トラックの運転手(41)は「バスに追突された」と話していて、バスのブレーキ痕は見当たらないという。 続きを読むこの記事の続きをお