現代の日本語の文字の使い分けとして、外国語や外来語をカタカナで表すという方法が一般的だから、安易なカタカナ語が増えてしまうのでしょうね。 外来語も日本語ですし、それ自体は悪いとは思いませんが、概念を理解・説明できないから音だけもってくるというのは変えていくべきでしょうね。 明治初期に欧州から多くの概念が入ってきたときには、まだ外来語をカタカナ表記も定着していませんでしたし、漢字を組み合わせて新しい言葉を作っていました。 別のツリーにある「野球」もそうですね。野球好きだった正岡子規が造語した説があり、でも子規は自分の筆名に「野球(本名の「のぼる」から「野=の、球=ぼーる」)を使っただけで、本当の造語者は中馬庚だとか、こぼれ話もあります。 日本で作られた和製漢語が中国大陸に逆輸出され、中国語にもなっています。一説によると、「人民」や「共和国」も日本から中国に逆輸出された和製漢語だとのことです。