今年の4月にロックの殿堂入りを果たすキッスだが、ジーン・シモンズはかつてエディ・ヴァン・ヘイレンがキッスに真剣に入りたがっていたことを明らかにしている。 キッスが1982年に『暗黒の神話』をリリースした頃のことで、「エディは自身とデイヴ・リー・ロスとの折り合いというか、折り合いのつかなさを嘆いててね。デイヴのことが我慢ならないって感じだったんだ。薬物もバンド内ではびこってたようだしね」とジーンは当時のことを『ローリング・ストーン』誌に回想している。 さらにエディは、この当時からキッスのリード・ギターを担当していたヴィニー・ヴィンセントとジーンを連れて食事に誘い談判してきたと語っている。 「エディは『俺はキッスに入りたいんだ。もうロスとの喧嘩には飽き飽きしたんだ。もううんざりだよ』って言ってきたんだよ。でも、こう説得したんだ。『でも、エディ、俺たちもう定員いっぱいだから。それにおまえは自分で