フランス政府は一連のテロ事件を受けて、差別的な発言やテロをあおるような発言を厳しく取り締まる方針を示し、これに基づいて著名なコメディアンが拘束されたことを巡って行き過ぎた対応ではないかとの批判の声が上がっています。 フランス政府は17人が犠牲となった一連の事件を受けて14日、法令に基づき差別的な発言やテロをあおったり擁護したりするような発言に対し、厳しく取り締まるべきだと検察に対し求めたことを明らかにしました。 フランスの複数のメディアによりますと、これまでに54の事例が当局の捜査対象になっているということで、このうちフランスの著名なコメディアンの男性が14日、テロを擁護する発言をしたとして拘束されました。 男性は、襲撃を受けた新聞社「シャルリ・エブド」と食料品店に立てこもり人質4人を殺害した事件のクーリバリ容疑者の名前を組み合わせて、「シャルリ・クーリバリの気分だ」とフェイスブックに書き
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