7月18日、キリストの遺体を包んだ布である可能性が注目されている「トリノの聖骸布」について、新技術による法医学的分析の結果、中世に製作された偽物とみられることがあらためて示された。調査結果は、Journal of Forensic Sciencesに掲載された。写真は2015年6月に撮影(2018年 ロイター/Giorgio Perottino) [ローマ 18日 ロイター] - キリストの遺体を包んだ布である可能性が注目されている「トリノの聖骸布」について、新技術による法医学的分析の結果、中世に製作された偽物とみられることがあらためて示された。調査結果は、Journal of Forensic Sciencesに掲載された。 今回の調査では、ボランティアやマネキンを駆使するとともに、血痕分析(BPA)などの洗練された技術を採用。左手、前腕、および聖書によれば槍で突かれたわき腹の傷から出た