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  • モンゴルがヒップホップ大国だという件 | 国立民族学博物館

    突然だが、現在、モンゴル国ではヒップホップ(ラップ・ミュージック)が凄いことになっていることをご存じだろうか。人口330万人の国なのに、ヒップホップの曲が、Youtube動画再生回数で百万回を超えることも珍しくない。中には再生1千万回超えの曲もある。 このようなヒップホップは、モンゴルの「固有の文化」と呼べるくらい進化をとげている。例えば、モンゴル語ラップは、子音が三音以上連結することも珍しくなく、英語ラップに匹敵するような速さと韻踏みの技術をもっている。さらにペンタトニック音階(民謡音階)のビートに合わせてラップすることも少なくなく、エスニック・ヒップホップの様相すら呈している。例えば、以下の曲などが好例である。 MONGOLIAN HIP HOP RAP ARTISTS - TOONOT [Official Video] レゲエがジャマイカという国の代名詞であるように、ヒップホップがモ

  • 呪術師に弟子入り ㊤ | 国立民族学博物館

    真っ赤に焼いた鉄を舐めながら治療をする呪術師が西の辺境にいる。そんな話を聞き、いてもたってもいられず西を目指した。1997年夏。モンゴル国立大学の大学院で学んでいた時のことである。 首都ウランバートルからトラックの荷台に乗って草原のガタゴト道を揺られること3日間。ごつごつとした岩山の裾野にあるシルクロード風味の小さな町に着いた。古都ホブドである。住民も青い目をした者や茶色い髪の毛の者など、「西域」を感じさせる。その町の郊外にポツンと遊牧民の移動式住居ゲルが建っている。灰色のフェルトが野ざらしの粗末なゲル。それが件の呪術師の家だった。ゲルの奥には彫りが深くて眼光の鋭い男が座っていた。 「おまえは大学院で民族学を専攻しているのなら、俺に弟子入りせねばならない」。そう言われ、なんとなく弟子入りすることに。若いって怖い。教えられた呪文をひたすら繰り返し唱える「修行」を始めて3日たった。「あの○○の

  • アフリカン・ポップス!―文化人類学からみる魅惑の音楽世界 | 国立民族学博物館

    アフリカン・ポップス!―文化人類学からみる魅惑の音楽世界 2015年3月31日刊行 鈴木裕之、川瀬慈 編 明石書店 出版物情報 出版社:明石書店 出版社ホームページはこちら 定価:2,500円(税抜) ISBN:9784750341675 判型・体裁:四六判・上製 頁数:272頁 主題・内容 書は人類学者によるアフリカのポピュラー音楽研究の成果を一般の読者にわかりやすいかたちでまとめた。執筆者それぞれが、アフリカのポピュラー音楽といかに出会い、現地においてその担い手たちとどのような交流を行ってきたのかを紹介し、各音楽を生み出した現地の文化・社会背景についての考察がなされる。 目 次 はじめに(鈴木裕之) 第1章 カーボ・ヴェルデのクレオール音楽(青木敬)

    taron
    taron 2020/07/24
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