ブックマーク / salon.mainichi-kotoba.jp (2)

  • どうやって校閲記者は調べているか

    「著者から後書きに名前を入れていいか聞かれることはありますが、誤植が後で見つかったらと思うと怖いですね」。引用部分を探す苦労、事実確認はどこまでするか…出版の分野で活躍する校正・校閲者の方々に聞きました。... 「これは会社の財産ですね。ぜひ公開してほしい」 「校閲者や司書は泣いて喜ぶと思いますよ」 毎日新聞の校閲センター内で共有しているインターネットサイトのリンク集のことです。私たちの仕事に合わせて作ってきたので一般にどこまで役に立つか分かりませんが、そのような声をいただいたため、どなたでもアクセスできる部分などを公開することにしました。 このリンク集の始まりは2009年ごろ。米国の雇用統計や消費者物価指数など、一から調べると手間がかかる経済関係の情報を早く調べるためでした。そこからスポーツなどデータが豊富に使われる記事などでもリンクがまとまってあれば便利だということで徐々に分野が広がり

    どうやって校閲記者は調べているか
  • どう違う?「◯回目」と「◯度目」

    「聖子ちゃん! 3度目の結婚、おめでとうございます! 4回目がない事を友達として心から願っております! 5回目ぐらいはオレとしようぜぇ~~!! ワイルドだろぉ~~!!!!」 松田聖子さんの結婚を受けた田原俊彦さんのブログです。芸能ニュースに取り上げられたのは主に「5回目ぐらいはオレと」の軽いノリの部分ですが、私がハッとしてグッときたのは「3度目」「4回目」の使い分けです。 というのも、結婚発表当日たまたま飯田朝子・中央大教授のお話を聞く機会があったからでした。飯田さんは「数え方の辞典」(小学館)などの著作がある、日語の助数詞に詳しい方。そこで「回」と「度」の違いについて教わり、目からウロコが落ちる思いをしたのでした。 かいつまんでいうと「度」は繰り返しが期待されない数え方で、「回」は繰り返しが予測・期待される数え方ということです。「仏の顔も三度まで」はそれ以上はないので「度」、恒例イベン

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