自民党の小泉進次郎衆院議員(28)が国会で鋭い質問をして株を上げている。1年生ながら外交、環境、財政金融の3部会に所属し、参院選の遊説担当にも指名された。党内では“スター扱い”だが、国会質問の知恵は一体誰が付けているのか。 「最低でも県外。これは約束ということでいいですね」。9日の衆院安全保障委員会で、北沢防衛相に対して米軍普天間基地の移設問題を“追及”した進次郎。6日の衆院財務金融委員会でも、郵政改革法案で亀井郵政改革担当相と激論を交わし、「大臣は小泉改革の時点で思考停止」と言い放った。 「オヤジのおかげで党がブッ壊れたのに、その息子がまた注目を集めているなんて正直言ってシャク。でもタレント不在だから仕方がない。マルかバツか、黒か白かを迫るシャベリはオヤジそっくり」(自民党関係者) 国会質問を考えるのは、ベテラン議員でも大変だ。資料作成で議員会館に徹夜なんてコトも珍しくないらしい。