ドイツ・ベルリンのある教会で、イスラム教徒の難民のうち、数百人がキリスト教に改宗している。 ゴットフリート・マルテンス牧師は、牧会するトリニティ教会の会員数が、この2年間で150人から600人に増えるのを目の当たりにしてきた。AP通信は、マルテンス牧師がその改宗者の数を「奇跡」と呼んでいると伝えている。 その中の一人、モハメド・アリ・ザノービさんは、イラン南西部のシーラーズから来た大工で、最近洗礼を受けた。 ザノービさんは18歳の時に聖書を紹介され、イランの地下礼拝に出席していた。キリスト教徒の友人が何人か逮捕されたことを受け、妻と2人の子どもと共にドイツに逃れてきた。 ザノービさんと妻アフサネーさんにとって、洗礼は新しい始まりを意味する。「今や私たちは自由で、ありのままでいられます」とアフサネーさん。「私たちの子どもがここドイツで良い将来を望むことができ、良い教育を受けられるのでとても幸