[ストックホルム 14日 ロイター] - スウェーデン南東部沿岸にある人口約4200人の村で、同国初となる24時間営業の無人コンビニエンスストアが開店した。 発案したのは男性技術者。乳児を育てている際、一本しかなかったベビーフードの瓶が夜中に割れ、車で片道20分の道のりを運転して一番近い町まで新しいものを買いに行った経験から、村には24時間営業の店舗が必要と感じたという。 男性は技術の知識を生かしてアプリを開発。買い物は、登録利用者が自分の銀行IDにリンクしたアプリで店舗のドアを開錠し、アプリでほしい商品をスキャンすると、月末に請求書が届く仕組み。セキュリティのため、ドアの開錠は8秒間に制限され、店内にはカメラが設置されている。