警視庁石神井署の男性巡査部長(42)が女子高生=当時(17)=に現金を渡してわいせつ行為をしたとされる事件で、巡査部長が任意聴取に「気付いたら裸だった。自分がやったと思う」と容疑を認める供述をしていることが19日、捜査関係者への取材で分かった。 警視庁は20日に児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で巡査部長を書類送検、懲戒免職処分とする。 巡査部長は6月13日夜、埼玉県川口市内のホテルで現金3万円を渡す約束で、女子高生の胸を触るなどした疑いがもたれている。女子高生や一緒にいた少女(18)が「17歳なのに大丈夫か」などと話していたのに対し、巡査部長が「大丈夫」と説明したことも判明。警視庁は巡査部長が女子高生を18歳未満と認識していたと断定した。 事件は巡査部長が翌14日、警察手帳の紛失に気付き発覚。女子高生らが警察手帳を盗んだとして警視庁に窃盗容疑で逮捕され、少女の弁護士が10月、性行為を強要され