(CNN) イスラエル軍と同国の治安機関「シンベト」は10月31日、同国のキブツ(農業共同体)のエレズやネティフハアサラ村への7日の襲撃を指揮したイスラム組織ハマスの司令官を同30日に殺害したと発表した。 共同声明によると、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスの北部旅団、ベイトラヒア大隊の司令官ナジム・アブ・アジナ氏をイスラエル軍が戦闘機で殺害したという。 アジナ氏はかつてハマスの航空部隊も指揮し、無人航空機(UAV)やパラグライダーの開発を促進した。 声明ではまた、アジナ氏の死亡は「イスラエル軍の地上活動を阻もうとする」ハマスの動きに支障をきたす、とも指摘している。 ハマスはアジナ氏の死亡について確認していない。