私の顔は一言で表せば「人畜無害な間抜けづら」です。 別にそのことはね、いいんですよ。 もうオトナになってからだいぶん経ちますから、自分の外見に関する葛藤とかは、あまり持たないようになっています。 いいじゃないかMANUKEでも。おかげで他人様に初見から警戒されることが少ないさ。 何かの拍子にうっかりな発言をしてしまっても、 「ああ、この人はちょっと空気が読めないOBAKAさんだけれども、悪意はないわけだからな」 と処理してもらえることが多くて助かってるさ。 だからまあこれでいいんだ、にぶくてトロくてへらへら笑う人間であれば、平穏無事に生きていけるさ、と子どもの頃から思っていたんですがー。 実際には必ずしもそうではなくて。 にぶさもトロさもへらへら笑顔も、度を超せばそれなりの災いを己にもたらす、ということを二人の女性が、かつて私に教えてくれました。 その二人の女性の話を、思い出しながらまとめ