日本共産党の吉良よし子参院議員は14日、NHK問題を集中審議した参院総務委員会で質問に立ち、放送法に反する暴言を繰り返す籾井(もみい)勝人NHK会長を罷免するよう、同会長を任命した経営委員会の浜田健一郎委員長(ANA総研会長)に求めました。 吉良議員は、籾井会長が一連の暴言を「取り消す」と繰り返したものの反省の態度が見られないこと、会長就任直後に全理事から辞表を提出させたことは「きわめて強権的で常軌を逸した行動」だと指摘。「最も民主的であるべき公共放送のトップの要件を著しく欠いている」と、籾井会長の罷免を要求しました。 浜田委員長は、籾井会長に2度にわたって「注意」し、11日の経営委員会の会合で「誠に遺憾」とする申し合わせをまとめたと答えました。しかし、罷免については「(籾井氏は)その反省にたって職務を執行することを期待したい」と明言を避けました。 また、吉良議員の追及で、今回の籾井会長問