2018年9月25日、横綱として一時代を築き、引退後も相撲界随一の人気者であり続けている貴ノ花親方が、代理人弁護士を通じて、相撲協会に引退届を提出したことを、報道各社にFAXで伝えた。また、部屋に所属する弟子らについては所属先を変更したい旨を届け出たとしている。夕方から開かれた記者会見では、内閣府に提出した告発状をめぐって、ギリギリの攻防があり、部屋の存続の危機に立たされたために、部屋の継承と、自らの引退という苦渋の決断をしたと語った。 貴乃花親方は年寄りを引退し角界を去り、弟子たちは千賀ノ浦部屋に移籍 横綱日馬富士の暴行事件を足掛かりに相撲界と相撲協会の改革を目指して、孤軍奮闘を重ねてきた貴乃花親方。 自身の部屋内での暴力行為が発覚して、一気に潮目が変わってしまった。 一連の暴力事件の顛末から、理事を解任され平年寄にまで降格させられ、貴乃花一門も解散に追い込まれてしまう。 参謀もいず、援