2017年10月の元横綱日馬富士暴行事件の被害者貴ノ岩と、加害者日馬富士との間で行われていた示談交渉が決裂した。貴ノ岩側の代理人が2018年10月4日に緊急記者会見を開き、貴ノ岩が日馬富士を相手取って民事訴訟（損害賠償請求訴訟）を提訴したことを明らかにした。この訴訟の請求金額が、24,135,256円であることも明らかにされた。貴ノ岩の本当の狙いは高額の示談金ではなく、協会のあいまいな対応で十分に解明されなかった”暴行事件”の真相をこの民事訴訟の過程で明らかにすることだという見方もある。この訴訟は貴乃花親方の”弔い合戦”の様相を呈してきた。 示談金が折り合わず、民事調停を日馬富士側が拒否して高額の民事訴訟に！ 今回貴ノ岩側代理人弁護士が記者会見を開いた理由は、日馬富士側が週刊誌に、示談交渉で貴ノ岩側が、法外な示談金を要求しているとの情報をリーク、それによる記事が掲載されたため、事実関係を明