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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (6)

  • TVアニメ『魔法科高校の劣等生』を見て納得できる視聴者はいるのか - 法華狼の日記

    とりあえず第3話まで見た今のところ、私自身は無理だった。もともと原作も、アマチュアWEB小説として原作が大人気だった時に読もうとしたが、機能しない設定ばかり垂れ流される筆致そのものが読みづらくて、すぐに投げ出してしまった。 とりあえずTVアニメ化されて、初回のアバンタイトルで激しい戦闘が描かれ、原作ほど説明過多でもなく、それなりに興味を失うことなく見ることができたのだが……主人公の凄さを表現する展開のパターンが、映像作品としてひどすぎる。 第一に、動きのなさが根的につまらない。激しく動くことなく敵を倒すことは凄みを演出する一手法ではあるが、この作品の魔法戦では敵も棒立ちな上、格闘戦でも時間をとらずに倒すため、アニメーションを見る楽しみがない。同期のTVアニメ『シドニアの騎士』も、主人公の劣等的な立場や特異な強さ、膨大な設定といった類似点が多いが、情景が絵になるかどうかで印象が段違い。 第

    TVアニメ『魔法科高校の劣等生』を見て納得できる視聴者はいるのか - 法華狼の日記
    tatsuzawa
    tatsuzawa 2014/04/30
  • 『true tears』雑多な感想 - 法華狼の日記

    バンダイチャンネルのライブ配信で全話配信していたのを機会に視聴した。 無料ライブ配信 バンダイチャンネル 以前に序盤だけ見て、評判のわりに作画が良いとは感じられなかったのだが、通してみると安定ぶりがよくわかる。何度も描かれるバスケットボールの作画では逃げず、アニメらしく動かしていた。ただし物語に求められるだけの作画リソースを注いでいるので、作画単独で見どころを感じることは少なく、それが初回の個人的な期待倒れに繋がったのかもしれない。 あと、群集を3DCGで描く手法の勃興期にあたるTVアニメとしても興味深く見ることができた。技術そのものは粗いが、それゆえ歩いている群衆に走るキャラクターを混ぜたり、顔が見えるサイズなら必ず手描きに切り替えたりと、なじませようとする努力が行き届いている。 物語についていうと、鶏に仮託したキャラクターの心情が、関係の進展にともなって変化していくところが印象に残った

    『true tears』雑多な感想 - 法華狼の日記
  • 『魔法少女まどか☆マギカ』がジャーゴンを使っていないという主張の追記 - 法華狼の日記

    『魔法少女まどか☆マギカ』が日SF大賞にノミネートされたことについて - 法華狼の日記の補足として、はてなブックマークへ返答。 はてなブックマーク - 『魔法少女まどか☆マギカ』が日SF大賞にノミネートされたことについて - 法華狼の日記 id:angmar あれあれ、いつの間にかまどマギは「魔法少女という文法の延長線上に語られたもの」から「お約束なし!完全オリジナルのストイック文法!」になっちゃったのかなあ。 2011/11/07 id:rag_en アニメ SF云々の話は知らんが、首チョンパ・魔法少女バトル・時間停止能力と、『邪道の王道』を突っ走ったまど☆マギをして、“お約束をあまり入れていない”とか…。 2011/11/07 あくまで台詞のような作中描写において、わかりにくい言葉づかいをしていなかった、ということを主張したかった。末尾で「お約束をあまり入れていない」と書いたのも、

    『魔法少女まどか☆マギカ』がジャーゴンを使っていないという主張の追記 - 法華狼の日記
  • 『魔法少女まどか☆マギカ』に見る、歴史と少女のイメージ剽窃問題 - 法華狼の日記

    感想を見て回ったが、なかなか下記のような観点が見つからなかった。少女がモチーフに利用されていることへ葛藤を見いだす意見は、他にも複数あると思っていたのだが。 『魔法少女まどか☆マギカ』雑多な感想 - 法華狼の日記 第11話において、魔法少女の願いが人類を発展させてきたという描写も面白かった。 この描写は、「魔法少女」という言葉の持つイメージが、過去から人類社会が少女に願いを仮託してきたことの極北であることをも示す。この提示が、ひるがえって『魔法少女まどか☆マギカ』という作品をふくめた、魔法少女物が根に持つ御都合主義……なぜ少女の超越した力で救いを安易に行わせるのか……といったことへのエクスキューズとしての意味も持つ。 『魔法少女まどか☆マギカ』第11話において、聖女や魔女として歴史に名を残した女性達を思わせるイメージが、魔法少女が歴史を動かしてきた証拠として提示された。その1人であるジャ

    『魔法少女まどか☆マギカ』に見る、歴史と少女のイメージ剽窃問題 - 法華狼の日記
    tatsuzawa
    tatsuzawa 2011/05/04
    たしかに最後に力をふるえることと正しさが無関係だと示せそうで示せてないな。少女という属性はもう少しやりようがあったかもしれないが、女の子ばかり出てくるアニメが当たり前の今、それほど問題ないと思う。
  • 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の第8話もPC面で問題あったと思う - 法華狼の日記

    確かに『えむえむっ!』の第8話はPC面で問題あったと思う - 法華狼の日記 少女が別の少女を守り慕われるという作中小説『妹都市』がアニメ化される時、視聴者が感情移入できないからという理屈で主人公の性別が変更されそうになってしまう。女性が女性に恋愛感情を持つ理由をアニメ制作者が真顔で問うまでは悪役だからいいとしても、主人公側がきちんと反論というか同性に恋して何が悪いのかと批判されないまま物語が終わってしまったのには頭痛がした。 そもそも、アニメでも複数の作品で正面から同性愛が描かれるようになった昨今*1、単純にアニメ制作自虐ネタとしても現実味に欠けている。 ちなみに第8話は、諸事情でアニメオリジナル展開だったらしい。その原作に存在しないエピソードで、原作にない話をアニメ化で原作者の意向を無視してエピソードをつけくわえることへの批判が描かれるという、自虐ネタとしても極めてねじれた内容。そういえ

    『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の第8話もPC面で問題あったと思う - 法華狼の日記
  • 『とある科学の超電磁砲』で、さほど凶悪犯罪が多いとは思えないのだが - 法華狼の日記

    ジャッジメントという組織に所属しているとはいえ、たかだか一般人に近い少女達がボランティアで凶悪犯罪に対処するのは奇妙という意見を、時たま目にする。 原作マンガや小説は未読なので、そちらに明確な描写や設定があるのかもしれない。しかし、少なくともアニメを見ている限りでは、そもそも不自然なほど凶悪犯罪が頻発しているとは思わない。 我々の住む現実社会では、銀行強盗や車上荒らしや自動販売機を蹴って故障させる少女に遭遇する率は確かに低い。それらが滅多に起きない凶悪犯罪という意見にもうなずける。しかし『とある科学の超電磁砲』の学園都市は、我々の住む現実社会ではない。 もちろん、学園都市が悪徳と無法が栄える退廃都市というわけでもない。表裏の関係にある『とある魔術の禁書目録』では国際的歴史的な戦いが決着づけられる重要な地域という気もするが、とりあえず無視して考えよう。注意したいのは、我々の住む現実世界と違っ

    『とある科学の超電磁砲』で、さほど凶悪犯罪が多いとは思えないのだが - 法華狼の日記
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