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ブックマーク / neuler666.hatenablog.com (9)

  • ラブライブ!を花田十輝から読む - WebLab.ota

    ラブライブ!で全盛期の花田十輝を垣間見たので、この感動を誰かに伝えたくて書く。 虚実皮膜をゆく花田十輝 現在は、けいおんやらシュタインズ・ゲートやらで原作ファンの反感を買わずに、面白く、まともで、奇をてらったことをしない脚家として認知されつつある花田十輝。 しかし、彼はもともとロックで暴力的で人を驚かすことに注力しているような脚家であった。 アイドルマスターゼノグラシア、花右京メイド隊 La Verite、H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-、宇宙をかける少女、かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜…… これらの作品は原作ファンの反感を買い、驚きに満ち満ちていて、物語の整合性なんかより視聴者に挑戦状を叩きつけることを主目的としていた。 ゼノグラシアでは原作を大幅に改変し、巨大ロボットとアイドルたちの三角関係を描いて反感を買った。 作品終盤では、巨大ロボットが元カノに「

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    tatsuzawa
    tatsuzawa 2013/01/10
  • サムゲタンにもちゃんとした演出意図があるという話 - WebLab.ota

    いろんなところで話題になっている「さくら荘のペットな彼女」 第6話. エントリでは,アニメ演出的な意図を考えてみる. 結論 問1:何故おかゆでなくサムゲタンにしたのか? 答:あのシーンで当におかゆが出てきたら,ド直球すぎて恥ずかしさが増すので捻っておかゆ以外のもの(サムゲタン)にしている. 問2:では,何故ド直球でなく,捻ったのか? 答1:メガネ野郎の性格が直球じゃないから 答2:シリーズ構成が岡田麿里だから 「直球」から「変化球」へ 例えば,問題のサムゲタンシーン. もし素直におかゆを三鷹仁(メガネ)が準備していたらどうだっただろうか? 上段左:おかゆ……作って置いたから持っていってやれよ. 上段中:抱き枕と喋っているところを目撃される. 上段右:おかゆをべさせる 下段左:一晩中手を握ってくれてたんだね. 下段中:椎名に言われなかったら止めてたよ(キリっ) 下段右:才能に追いつくに

    サムゲタンにもちゃんとした演出意図があるという話 - WebLab.ota
    tatsuzawa
    tatsuzawa 2012/11/19
    趣旨はなるほどと思ったが「あの夏で待ってる」には岡田麿里はかかわっていない……。それは承知の上で「あの夏で待ってる」は岡田麿里的なものを突き詰めているということなのだろうか。
  • マルチエンディングとアニメ ましろ色・恋チョコに至るまでの試行錯誤の歴史 - WebLab.ota

    マルチエンディングシナリオのゲームをアニメにする際の工夫についてと,今のトレンドみたいなもんを書く. 書く内容は下記な感じ. 従来型のアニメ化手法とその問題点:串団子型(KANON,東鳩) 主人公の負荷分散 主人公の分割というアイディア:キミキス,俺たちに翼はない しめ縄型というかオムニバス形式:アマガミ,ヨスガノソラ 過負荷でも耐えられる主人公 解脱する主人公:祝福のカンパネラ トレンド ターン制の廃止と戦略の高度化:ましろ色シンフォニー,恋と選挙とチョコレート 従来型のアニメ化手法とその問題点:串団子型(KANON,東鳩) KANON(東映版2002年〜)とか東鳩(1999年)とかは,まさに串団子型のアニメであった. 主人公が,複数のヒロインを一人ずつ攻略していく……というマルチエンディングシナリオのゲームのアニメ化,そのまさに典型である. 特徴としては以下のような傾向が見受けられる.

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    tatsuzawa
    tatsuzawa 2012/09/17
  • 2010年冬アニメ その2 - WebLab.ota

    クェイサー 規制版放送時に,どのカットが不自然か?どのセリフが規制されているのか?を考えながら見て 無修正版が公開されてから,答え合わせをする. そして,「ああ,やっぱりここは規制されてたか」とか「ここは修正されてないのか!?」みたいな遊び方ができる. これはかなりネット配信をうまく使ってる. エロいだけじゃなく,エポックメイキングな作品である…と俺は思う. DVDで乳首が開放されるとか動いてなかった部分が動くようになった…みたいな遊びをもっと積極的にやってる感じ? れでぃばと 褐色っていいよね. 俺は,○民とかギャルとかのエロスを感じる. のだめ 原作読んでるけど,全然覚えてねーな. 覚えてないから,先が全然読めてないけど,すごく面白いよね.のだめって. レールガン 持てる者と持たざる者と真に持てる者 - WebLab.ota,とある科学の超電磁砲の持てる者と持たざる者とバランスについて

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    tatsuzawa
    tatsuzawa 2010/07/01
    「かなり価値観を相対化しようとしてるよね」
  • 少女漫画とプリンセスラバー!の過剰な社会性 - WebLab.ota

    有馬哲平君がかっこよすぎる. 何でこんなにかっこいいんだろう?って話をする. 過剰な社会性と肉体性 かつてどっかで岡田斗司夫が 少女漫画は過剰な社会性(権力)を求める. オタクは過剰な肉体性(ロリ顔+巨乳)を求める. といったことを言ってた. 確かに少女漫画は,そーいったものを求めている傾向があるような感じがする. 少女漫画に出てくる男の多くは,美形で成績優秀で家も金持ちだったりすることが多い. 今やってる「花咲ける青少年」とかちょっと前にやってた「S・A」とか「花より男子」とかはまさにそんな感じ. オタクのほうは,ファンタジーな作品を除くと,指摘されているとおり,権力より「過剰な肉体性」を求める傾向がある気がする. プリンセスラバー!の主人公がカッコイイ 結論をもう書いちゃうけど,プリンセスラバー!の主人公がカッコよくなっちゃったのって,この作品が少女漫画と同じように恋愛相手に「過剰な社

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  • とある科学の超電磁砲の持てる者と持たざる者とバランスについて - WebLab.ota

    とある科学の超電磁砲 第9話感想・考察個人的まとめ - WebLab.ota 持てる者と持たざる者と真に持てる者 - WebLab.ota の続き. バランス 今回は,「持てる者・持たざる者」という違い・対立があるフィクション世界の,両者のバランスについて考える. で,まず「バランスって何?」ってところから書く.つってもよくまとまってないんだけど. まず,私が「とある科学の超電磁砲は,持てる者と持たざる者のバランスが悪いなぁ〜」って感じてるところが出発点. なんで「バランスが悪いなぁ〜」って感じてるのかっていうと,たぶん,感情移入できるぐらい魅力的な持たざる者(佐天)が登場しているのに,「絶対にこの世界の持たざる者にはなりたくないなぁ〜」って思うのと,「この世界の持たざる者はどうすれば救われるんだろうか?」って考えてしまうところなんだろうと思う. 普通,この手の作品で持たざる者が出てきても

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  • 持てる者と持たざる者と真に持てる者 - WebLab.ota

    とある科学の超電磁砲 第9話感想・考察個人的まとめ - WebLab.ota のコメントと 持てる者と持たざる者の書きなぐり - まっつねのアニメとか作画とか を受けていろいろ考える. 何もまとまってない. 持てる者と真に持てる者 そらと岡ひろみ 持てる者と持たざる者の書きなぐり - まっつねのアニメとか作画とか 岡ひろみ(持たざる者) ⇔ お蝶夫人(持てる者) という感じで出てくるんだけど、 ひろみは挫折しつつもお蝶夫人を超えていく。 という関係を俺は,カレイドスターから 岡ひろみ(真に持てる者) ⇔ お蝶夫人(持てる者) という関係で捉えてる. そら(真のスター)とレイラ(スター)の関係もそう. で,物語は,最初からそらも岡ひろみも真に持てる者になれる器であることを,「フールが見える・オーナーが見込んでる」とか「宗方コーチが死を賭して成長させようとする」って形で保証してる. さらに,持

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  • とある科学の超電磁砲 第9話感想・考察個人的まとめ - WebLab.ota

    第9話が恐ろしく面白かったから,ブログ界隈も盛り上がってる. いや〜いい回だったw 山内重保の演出関連 山内重保の演出は,正直自分で見てるだけじゃ気づかない部分が多くて,ほかの人の記事を読むのが楽しい. とある科学の超電磁砲9話をキャプつきで語りまくる - まっつねのアニメとか作画とか もう山内回は見れば見るほど書くネタが思い浮かんで困る (中略) とある科学の超電磁砲9話〜サテンの心とカメラの不安定感 - まっつねのアニメとか作画とか*1 (中略) サテンの心情表現の方を見ていきましょう。 まずあれ?というのが カメラがあっち行ったりこっち行ったり。 特にスカートめくりのカットが異様。 このイマジナリーラインの超え方は気になってたんだけど,なるほど.佐天の迷いを表してるのか. 『とある科学の超電磁砲』第9話が面白い〜佐天涙子と白井黒子〜 - あしもとに水色宇宙 Bパートラスト、佐天涙子は

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  • とある科学の超電磁砲 山内重保の演出 - WebLab.ota

    白佐天,黒佐天 Bパートの最初で不良に絡まれてる人を見た後の佐天のカットはこんな感じ. Bパートの後半で黒子に嫉妬してるカットはこんな感じ. 比較するとすごい分かりやすい. 一番の違いは青空が入ってるかどうか?ってとこ. やたらと対比される黒子と佐天 上段は黒子を象徴するシーン. 下段は佐天を象徴するシーン. 非常にわかり易い. 同じ夕暮れでも暖色系の黒子と寒色系の佐天(この辺の色の使い方はほとんどキャシャーン Sins). 光を通すガラスを武器として使う黒子と光を反射する鏡に象徴される佐天. 光の中にいる黒子と影の中にいる佐天. 斜俯瞰とアオリ 決着が着く前は,水平ちょっと上から撮るのが黒子でアオリで撮るのが不良. 決着後は,逆転してる. 以下,あんまり編と関係ないけど細かいツッコミどころ 黒子=黒豆 黒子の登場シーンで突然出てくる黒豆サイダー. そして,それを踏み潰す不良. コメディ

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