厚生年金料率引き上げは一応打ち止め 2017年9月から厚生年金の料率が18.30%になりました。厚生年金保険料というのはこのようになっています。 毎月の保険料額=標準報酬月額 × 保険料率 賞与の保険料額=標準賞与額 × 保険料率 これを事業主と被保険者が半分ずつ負担しています。保険料率の上昇はそのまま給与の減少ということになります。 じわじわ上昇しており、この10年ちょっとでおよそ5%の値上げになっています。現役世代の負担を増やさないために一応これで打ち止めということですが、いずれまた改正法案が出されるのではないでしょうか。 なぜなら、受給者は増え続け、負担者である被保険者は減り続けるからです。 また、子ども保険料という名の社会保障が導入されれば、それもまた上乗せされることでしょう。子ども保険料の最大の問題は、負担する層が現役世代に限られることです。これは、被保険者と受給者が厳密に分けら