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無料で漫画が読み放題となっていた漫画村というサイトがつい先日、閉鎖となった。 僕は漫画村というサイトを使った事はない。ただ、このサイトに関する話題を聞いた時、ついに漫画の世界も次のステージに移る段階に来たのではないかと思い、大変ワクワクした。 実はこの手のコンテンツ無料流用事例は、様々な分野で10年ぐらい前から多発していた。 例えば僕が高校生ぐらいの頃には、ナップスターという音楽違法ダウンロードサイトについて、アメリカで随分と問題になっていた。 欲しい音楽を検索し、ダウンロードすれば机にいながらにして、回線が許す限り無限に音楽が手に入るというちょっとビックリするような状態だった。インターネットが世界をぶっ壊す感じを肌で感じ、もの凄くワクワクしたのを今でもよく覚えている。 その頃、たまたま仲の良かったアメリカ人の友達にナップスターについて聞いた事があったのだけど、彼のナップスターに関する意見
趣旨は上の通り。 自分がオタクだと自認するようになってからこっち、10年以上にわたって、オタク差別けしからんと言い続けてきた。 ここ数年、なんとなくそれに違和感を感じることが多くなってきたけれど、それでもやっぱり言い続けてきた。でも今回はっきりわかった。 オタク差別批判とか、ただの害悪でしかない。もうやめたほうがいい。 やはりオタク差別なんて(言うほど)なかったんじゃないのか。 差別というのは、権力構造に根差すものであるという話をだいぶ前にツイッターで見た。 つまらない約束事のように映ったけれど、まじめに考えるとこれを踏まえないから、差別を相対化して見せては矮小化や言葉遊びにふけるような態度が出てくるのである。日本人ヘイトだの専用車両は男性差別だの在日韓国人による逆差別だの、差別者以外にとってはおもしろくもおかしくもない大喜利パズルでここ何年かでいったいどれだけ無駄な足止めにいそしんでいた
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