江戸時代末期の浮世絵師らの生き様と町人文化、街並みを写したアニメ映画百日紅が5月9日に公開されるのに先立ち、日本外国特派員協会で5月7日に監督の原恵一氏が試写会に来られ、会見と質疑応答が催されたので、一部を抜粋してお伝えする。 江藤 今回の映画では、典型的なアニメ声優を起用してませんね(注1*)。これは以前監督が仰っていた「アニメの演出や声優の演技特有の気持ち悪さ」を避けたかったからでしょうか?あと、典型的な江戸の時代劇、例えば『必殺!』や『大岡越前』とも違う演出傾向の様に思えますが、これも意図的でしょうか? 原恵一監督 最初の質問は答えたくないんです。10数年前にそのこと(声優の過剰演技が気持ち悪いとか)を言ったら、未だに根に持ってる人がいるからです。 あと、後者の質問に関して言うと、私は単純に杉浦日向子さんの原作『百日紅 (上) (ちくま文庫)“>(さるすべり)』の味を出そうとしただけ
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