毎週木曜日の朝7時から9時、スタートアップのベンチャー企業と大手企業とを結ぶイベントが開かれている。野村証券とトーマツ ベンチャーサポート、Skyland Venturesが共催で開く「モーニングピッチ」だ。 毎回4~5社のスタートアップ企業がビジネスモデルや事業内容を発表。大手企業は新規事業開発などでの連携の可能性を探る。KDDIやTBS、三菱UFJ信託銀行、野村総合研究所、ジャフコなど、様々な業種の企業がオフィシャルサポーターに就いており、早朝にもかかわらず毎回50社程度の企業が参加している。 このイベントを中心となって手がけているトーマツ ベンチャーサポートの斎藤祐馬事業開発部長に狙いや成果などを聞いた。 (聞き手は西頭 恒明) スタートアップのベンチャーと大企業とをつなぐイベントを開こうと考えた理由は何ですか。 斎藤:「モーニングピッチ」は今年1月から始めて、既に二十数回開いていま