新型コロナウイルスの影響により公開が延期されていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の上映が2021年3月8日から開始されています。初日は月曜日だったにも関わらず興行収入は8億277万円と好発進を切りましたが、SNSは不思議なほどに静かなままでした。それは作品が持つ「卒業性」の強さが大きな理由だったのかもしれません。 新型コロナウイルスの影響により公開が延期されていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の上映が2021年3月8日から開始されています。初日は月曜日だったにも関わらず、興行収入は8億277万円と好発進を切りました。どれほど多くの人がこの日を待ち望んでいたのかが分かります。 スタッフロールが終わったとき、映画館を満たしていたのは何かに納得したような静寂でした。場所によっては抑えた歓声が起きたかもしれません。拍手が起こったかもしれません。 しかし、そのとき観客席を埋めていたファンが選択し