「シン・エヴァ冒頭」に見る現代のテクノロジー 裏表のあるUSB端子はやはりギルティ?(1/4 ページ) コロナ禍による2度の延期を経て、3月8日に公開となった映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。平日の公開でありながら、初日の興行収入は約8億円、観客動員数約53万人と好調なスタートを切った。 製作会社のカラーは今回、公開初日の午前0時に作品の冒頭部分「シン・エヴァンゲリオン劇場版 冒頭12分10秒10コマ」をYouTubeとAmazonプライム・ビデオで公開した。Amazonプライム・ビデオでは3月21日までアーカイブを公開するとしている。 本記事では、本編のネタバレを回避しつつも「シン・エヴァ」に登場するテクノロジーについて理解を深めるべく、現在公開中の冒頭部分に描かれた内容を考察していく(前作までのネタバレはするので、それも回避したいならここでブラウザバックを)。 そもそも本編の西暦は
シン・エヴァは最高にクールでパワーを貰える映画だった。 旧劇エヴァ(EoE)に感動しQからの流れがめっちゃ好きなので、皮肉ではなく本気で称賛として書いてる。 前回の増田(anond:20210308160516)にも書いたが、 何百億というお金が動くプロジェクトで、誰の顔色を伺うことなく、シン・エヴァをやり切った60歳という事実が最高にクールである。 庵野監督を老害と呼ぶ人もいるだろうが、 どう考えても最高にクールである。 「さすが庵野!」 「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」 としか言う他ない。 庵野監督のようなビックプロジェクトに関わる事はないにせよ、一応若者の区分の自分も頑張りたい尖りたいと純粋に思った。 ただ感動した事実は事実として、ストーリーについて忖度なしに言えばタイトルの通りゴミだったので以下に感想(お気持ち長文)を書き連ねていく。
ついに『エヴァンゲリオン』新劇場版シリーズの完結編にあたる『シンエヴァンゲリオン』が劇場公開となった。 最初に言っておきたいのは、私自身は『交響詩篇エウレカセブン』や『天元突破グレンラガン』の方にむしろ強い思い入れがあり、『新世紀エヴァンゲリオン』に入れ込んできた人間ではない。 ただ、やはりここまで続いてきたコンテンツを紛いなりにも追いかけてきた人間として、すごく思うところの多い映画であったし、1本の映画の枠にはとても収まりきらないようなとてつもない作品であると断言できる。 この作品がなぜすごいのか?を自分なりに考えていたが、1度見ただけで結論が出せるものではないと思い至った。 ただ、それでも自分の中で語りたいことは決まっていると、そう思っている。 今回はお話するのは、いわゆる1つ1つの設定や細かな描写を取り上げて、物語の中盤以降の専門用語が飛び交う謎めいた展開を紐解いていくような考察では
注意!! この記事は2021/03/08に公開された シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のネタバレが含まれます。 苦手な方はブラウザバックをお願いします。 どうも、ロイドです。 今回はシン・エヴァンゲリオン劇場版:||のアスカとケンスケについて、色々と考えてみようと思います。 劇場版ではまさかのアスカ×ケンスケルートになったわけですが、これはどうしてこうなったのか? ということについてです。 この記事では、 【シン・エヴァンゲリオン】アスカとケンスケの要素まとめ それでは早速、アスカ×ケンスケを匂わせる描写や要素を振り返りながらまとめていきます。 基本的には、映画で提示された順番そのままでいきます。 要素1,アスカがケンスケを呼び出して頼っている まずは最初のシーン。 アスカがレイとシンジを引き連れて、歩き続けた後、シンジが自販機の前で動けなくなってしまいます。 ここで、ケンスケが車で助け
せっかく人生に一度きりの機会なので、『シンエヴァ』を鑑賞しての感想をまとめて書き残しておきます。あまりにもネタが多すぎて触れられなかったあれこれもありますが、ご了承ください。 [3/10追記] 必ず『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を納得いくまで十分に鑑賞後、お読みください。あなたが感じた「あなただけのエヴァ」を、大切にしてくれると嬉しいです。 [3/16追記] 「Shiro SAGISU Music from“SHIN EVANGELION”」入手にともない、楽曲に言及した箇所へ追記を行いました。 エヴァとともに“オタク”に育ったどうしようもないくらいエヴァが大好きな中学生、それが24年前のわたしでした。 1982年9月生まれのわたしが最初にエヴァと出会ったのは、既に旧劇場版『THE END OF EVANGELION』も公開され『新世紀エヴァンゲリオン』が過去形になりはじめた1997年8
新型コロナウイルスの影響により公開が延期されていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の上映が2021年3月8日から開始されています。初日は月曜日だったにも関わらず興行収入は8億277万円と好発進を切りましたが、SNSは不思議なほどに静かなままでした。それは作品が持つ「卒業性」の強さが大きな理由だったのかもしれません。 新型コロナウイルスの影響により公開が延期されていた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の上映が2021年3月8日から開始されています。初日は月曜日だったにも関わらず、興行収入は8億277万円と好発進を切りました。どれほど多くの人がこの日を待ち望んでいたのかが分かります。 スタッフロールが終わったとき、映画館を満たしていたのは何かに納得したような静寂でした。場所によっては抑えた歓声が起きたかもしれません。拍手が起こったかもしれません。 しかし、そのとき観客席を埋めていたファンが選択し
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 今後の人生、仮に走馬灯というものを見る機会があるとすれば、この夜のことを絶対に思い出すはずだ。2021年3月8日、エヴァンゲリオンが終わった日。本編の上映が終わり劇場に明かりが灯るまでの短い空白、誰も立ち上がれず声も発せないあの瞬間、劇場に駆け付けたファンそれぞれに万感の思い、あるいは惜別の念など、いろんな感情が巻き起こったはずだ。私もその一人として、自分の気持ちになんとか名前をつけたくて、キーボードを叩いている。 14年。一人の人間が義務教育を終えその先のステップへ歩を進めるのと同じくらいの年数を、エヴァンゲリオンを追うことに費やしてきた。そして奇しくも、エヴァンゲリオンに出会ったのが14歳。すなわち、齢28歳の私は、人生の半分をエヴァンゲリオンの掌に握り潰され、庵野秀明総監督
昨日、Twitter のベータ機能である Spaces でシン・エヴァンゲリオンの感想を語り、様々な気づきがあったのでメモっておく。 ホストは ぼうくん (@VoQn) | Twitter。その他にも、色々な人と感想を述べ合った。 これ以外にも色々と話した気はするが流石にまとまらない。とりあえず、今の考えや気持ちを残すために取って出しとして投稿。また思い出したり、考えがまとまったら新たなエントリーを書くつもり。 様々な相補性のある話だった。 第三村の作劇上の役割は色々あるけれど、ひとつは日常パートであろう。それと共に、シンジが再起動するためのパートでもある。 皆、シンジに優しいがトウジ、ケンスケ、そしてアスカは友であると共に父親の代役として機能している。 ニア・サードインパクトは、ニアサーと略されている。何度も使われる言葉でもあろうし、忌諱したい言葉でもある。人々は自然と、そう呼ぶようにな
一応断っておきますが、ネタバレ全開です。 「庵野の回復ストーリー」としてのシンエヴァシン・エヴァンゲリオンとは一言で表すとどういう話だったのか。 「シン・エヴァンゲリオン」とは、ニアサードインパクト(エヴァQ)を起こしてうつ病になったシンジ(庵野)が、周りの人々に支えられて回復し、ゲンドウ率いるネルフ(旧エヴァ)と対決するお話である。 つまり、極めて個人的な庵野秀明自身の「回復の物語」が紡がれている。旧エヴァにあったような普遍的なテーマはどこにもない。ひたすらに、庵野秀明個人がみんなに支えられてうつ病から回復し、エヴァの完結編を創ってエヴァの呪縛から逃れられるようになった。それだけの話が延々と展開されている。 極言すれば、本作には「エヴァンゲリオン」のキャラクターはほとんど登場しないとも言える。エヴァのキャラクターの口を借りて、庵野秀明が自分の話をつらつらと語っている。そういう作品だ。 エ
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