■ 豊洲だろうと築地であろうとこのままでは市場が死んでしまう。市場問題プロジェクトチームが辿り着いた危機感 小池百合子都知事は、6月9日に行われた都民ファーストの会代表としてのぶら下がり会見で、候補者が政策を有権者に伝えられるようにするためにも「ワンボイスで行くべき」だとして、都議選前に築地市場の豊洲市場移転問題について判断する可能性を示唆した。 都議選を前に、にわかに移転問題をめぐる結論の公表に注目が集まるのは、都知事自身が2016年11月に、「結論は早くて来年の夏頃」とのロードマップを示していたからだ。市場当局は同年9月、「豊洲市場における土壌汚染に関する専門家会議」(平田健正座長)を再招集し、都知事も建物や持続可能性等の問題について話し合う「市場問題プロジェクトチーム( PT)」(小島敏郎座長)を設置。2つの会議体が並走しながら、市場をめぐる問題の総点検を行ってきた。両会議体とも報告
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