職業差別とも捉えられる発言により批判を受け、辞職を表明していた静岡県の川勝平太知事(75)は4月10日午前、静岡県議会議長に辞表を提出しました。これに伴い、川勝知事は30日後に自動的に失職します。川勝知事の辞職に伴う県知事選は、5月9日告示、26日投開票の見通しです。 <静岡県 川勝平太知事> 「心境ですか…『散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ』ですか」 川勝知事は辞表提出前に「散りどきを心得てこそ美しい」という意味の戦国の世を生きた明智光秀の娘・細川ガラシャが詠った辞世の句を読み上げました。 川勝知事をめぐっては、4月1日の新入職員の訓示で職業差別とも受け取れる発言をしたとして、県に批判が殺到し、4月2日に県議会6月定例会をもって辞職する意向を表明しました。その後、発言を謝罪、撤回しました。 一方、川勝知事の辞職表明後、県議会の最大会派である自民改革会議や公明党県