6月21日、宇都宮で行われた自民党県連の会合にて、集団自衛権に関連する例えとして「いじめ」を持ちだしたことが「不適切ではないか」などとテレビ・新聞等で問題視されている麻生太郎副総理。 その前日の20日に行なわれた「自民党ネットサポーターズクラブ総会」にて話された、同様の内容を含むスピーチの全文を書き起こしました。 「抑止力」を成り立たせるために必要な3つの原則 司会:麻生副総理兼財務大臣に、さっそくではございますが一言賜りたいと思います。よろしくお願いします。 (会場拍手) 麻生太郎氏(以下、麻生):今日は(安倍)総理もお見えになるということで「じゃあ(私は)いいんじゃないですか」と言ったら、「まあまあ」と言われて、困ったなあと思いながら「顔だけ出せば……」というつもりでいたら、顔だけじゃなくて喋らないかん、という事になって(笑)。総理がどんな話をされたのか想像が出来ないんで、話が被ると具