左がシャオミの「小米空気浄化器」(ユーチューブから)、右がバルミューダの「Air Engine」(同社提供)。外観は寸法も含めそっくりだが、それだけでなく内部構造やPRの仕方までほぼ完全コピーしている印象だ スマートフォンシェアで米アップル、韓国サムスンに続く世界3位に急成長した中国のデジタル機器メーカー「小米科技(シャオミ)」のパクリ体質を懸念する声が高まっている。昨年暮れに発売した空気清浄機「小米空気浄化器」が日本の家電ベンチャー、バルミューダ(東京都武蔵野市)の「Air Engine」にウリ二つで、同社が提訴を検討。シャオミはスマホで進出したばかりのインド市場でもエリクソン(スウェーデン)の特許を侵害したとして、昨年末に一部商品の販売を差し止められている。先進的イメージで躍進するシャオミだが、やはり中国市場に根付いたDNAは変えられないのか。 外観、構造すべて酷似 開発者が同じ!?「