利用者の高齢化・重度化が進む群馬県高崎市の国立重度知的障害者総合施設のぞみの園(遠藤浩理事長)は、個々に合った車いすを製作・調整するなどして安楽な姿勢ケア(シーティング)に努めている。コミュニケーションの取りづらさなど知的障害者ならではの難しさがあるというシーティング。声なき声にどう応えるかが大きな課題になっている。 1971年に重度知的障害者などを終生保護する国立コロニーとして開所した、のぞみの園。2003年の独立行政法人への組織変更を契機に、知的障害や発達障害のある人の自立支援とそのための調査・研究を行い、成果を普及したり、支援者の養成・研修などをしたりする施設として生まれ変わった。530人いた利用者の地域移行も積極的に進めた。
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