北九州市小倉南区長行(おさゆき)東には県道63号線がはしっています。その県道のすぐとなり、長行2丁目ふきんに、地蔵菩薩が数体まつられる広場があります。この広場に、”この場所にはふつりあいなんじゃないか”と感じられる巨大な岩がよこたわっています。 泣き石 場所:福岡県北九州市小倉南区長行(おさゆき)東 座標値:33.819781,130.859284 この岩はなんなのでしょう?この岩には以下のような伝承があります。 江戸時代のはじめごろ、小倉城築城の際に石垣を築くためにこの大岩を差し出しましたが、蒲生(がもう;北九州市小倉南区の地名)の里まできたときに、大岩が動かなくなりました。さらに、村人たちは熱がでたり、腰がぬけたりし、そのうえ夜になると大岩が泣くために、ついには森へ帰ることを許された(参照:北九州歴史散歩 豊前編P145) こちらの伝承からこの巨岩は「泣き石」と呼ばれています。泣き石が