ふつうに入力した文字でも、ちょっとした質感をプラスすることでデザイン全体の雰囲気を高めることができる。しかし、実際に手作業でつくるとなるとたいへんで手間もかかる。ここでは、インクのにじみや質感を表現した活字風の文字を作成する。ファイルサイズは100(W)×70(H)mm、解像度は350dpiで作業する。 ①下地となる文字を作成 まず、テクスチャ感のある下地の紙をPhotoshopで開いたら(左)、新規レイヤーを作成して白で塗りつぶす。次に、横書き文字ツールで文字を入力したら、前面の文字のレイヤーとその背面の白で塗りつぶしたレイヤーを結合し、[描画モード:乗算]にする(右) ②文字のエッジを滑らかにする 次に、描画色を黒、背景色を白に設定したら、“ブラシストローク”→“はね...”フィルターを[スプレー半径:8]、[滑らかさ:8]にして適用(左)。続いて、“スケッチ” →“スタンプ...”フ