トレミーの48星座(トレミーの48せいざ)は、2世紀の天文学者クラウディオス・プトレマイオスが作成した星表に見られる星座のことである。 正式にはプトレマイオス星座[1](プトレマイオスせいざ、Ptolemaic constellations)と呼ばれるが、1970年代までは、しばしばトレミー星座と表現されていた。トレミーはプトレマイオスの英語形 Ptolemy に由来する。星座の数より「プトレマイオスの48星座」ともいう。 プトレマイオス星座は、現在天文学で行われている星座の大元になった。現行の星座のうち、「プトレマイオスの星表」に起源をもつ星座を「プトレマイオス星座」と称したり、これらの星座の設定者をプトレマイオスとすることもあるが、これらはあくまで便宜上のものであり、プトレマイオス星座のほとんどはアラトスの『ファイノメナ』に見えており、これより後の「ヒッパルコスの星表」を踏襲したもので