試合結果は刺繍された一枚の布に。 アート系インディーゲームの祭典“IndieCade”が、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにあるUSC(南カリフォルニア大学)のキャンパスで開幕した。 本イベントはこれまでロサンゼルス近郊の町カルバーシティで行われてきたが、今年はゲームデザイン専攻のプログラムが有名で、これまでも多くの在校生・卒業生が出展してきたUSCに会場を移し、規模も拡大。というわけで今年の出展作品から、固定観念にとらわれない自由な発想のゲームたちを紹介していこう。 さて、今回紹介する『Threadsteading』は、かのディズニーの研究部門であるディズニー・リサーチによるプロジェクト。ゲームの内容を簡単に説明すると“ターンベースの対戦ストラテジーゲーム”なのだが、プレイ方法にひとつ大きな特徴がある。フィールドとなる布にミシンを使って自軍のマークを刺繍し、陣取りをして戦うのだ。