『名探偵コナン』のアノ発明品が現実に もはや国民的アニメと呼んでも良いだろう『名探偵コナン』。その中でお馴染みなのが、主人公・江戸川コナン(実は高校2年生の工藤新一が、悪の組織によって小学1年生に変えられてしまった姿)が私立探偵・毛利小五郎の体を借りて事件の真相を暴くシーンだ。 コナンは彼を睡眠薬で眠らせると、胸に付けた「蝶ネクタイ型変声機」を使って、自分の声を毛利小五郎そっくりに変換する。そして自らつきとめた事実を語って、問題を解決するのである――あたかも毛利小五郎が事件の謎を解いたかのようにして。 もちろん名探偵コナンはフィクション作品だが、多くのフィクション作品と同様に、劇中に登場するテクノロジーに現実のテクノロジーが追い付こうとしている。そう、この蝶ネクタイ型変声機さながらの「声の変換」を実現する技術が登場しているのだ。 まずはこちらのデモ映像をご覧いただこう。 45秒という短い映